2024年7月28日にN9薬局2階のカフェスペースにて、訪問看護ステーションピースコネクトこどもと家族の交流会を初開催いたしました。また当日の様子が河北新報にも掲載されました。
開催の背景
1975年に5.1%だった低出生体重児の割合は、2023年には9.3%。約10人に1人の割合に増加しています(厚生 労働省・人口動態統計)。しかし低出生体重児を育てる家族は、身近に同じような状況で悩んでいる人と会う機会が少なく、リアルな情報が少ないため、抱え込んでしまう方も多い現状です。
これまで訪問看護をご利用中のご家族様からも、「他のお宅ではどうしているの?」とよくご質問をいただいておりました。しかし、個人情報の関係でスタッフからは各家庭のご状況をお伝えできないことがほとんどでした。
今回、同じような境遇のご家庭同士が直接お話できる機会を設けることで、低出生体重児を育てる仲間の存在が力になり、より安心して楽しく育児ができるのではないかという想いから企画し、初開催に至りました。
当日の様子
今回は訪問看護をご利用中で低出生体重児と双子・三つ子の8組のご家族にお声がけし、6組19名の方々にご参加いただきました。
最初に各ご家庭からの自己紹介を行った後、日頃のリアルな悩みの共有や相談、質問などで盛り上がり、親も子も笑顔あふれる時間となりました。
新聞掲載
当日は河北新報社の記者様が取材にお越しくださいました。交流会の様子や利用者様・管理者へのインタビューなどの記事は、7月29日の河北新報朝刊 P16に掲載され、多くの方から反響が寄せられております。
次回以降の開催時には、今回お声がけできなかった利用者様にもお声がけさせていただく予定ですので、ぜひご参加くださいませ。
今後も訪問看護ステーションピースコネクトでは、小児で訪問看護を必要とされている方々がご自宅での生活を安心して送ることができるよう、サポートしてまいります。